【セルフケア】小胸筋ストレッチ
小胸筋は肩甲骨から前方に突き出した烏口突起という出っ張りから肋骨3・4・5番の前面に付着する筋肉です。

肋骨前面の付着部に向かって肩甲骨の烏口突起を近付ける作用があるので、肩を前方に巻き込むような働きの筋肉です。
小胸筋の短縮は、
巻き肩
猫背
前方頭位
肩こり・首こり
呼吸が浅く疲れやすい
四十肩・五十肩
などの原因になります。
どのような条件で小胸筋の短縮は起こってしまうのでしょうか?
それは、肩を前方に突き出したような姿勢を長時間継続する事です。
例えばパソコンを打っている姿勢などでは、腕だけを前に出しているワケではなく、通常は肩も一緒に前方に出しています。
このような姿勢を長時間続けていると、小胸筋が硬く短縮状態で固まりやすいです。
要するに腕を前に出して作業するほとんどが、小胸筋の短縮の原因になります。
・デスクワーク
・食器洗い
・料理
・スマホ
・読書
・ゲーム
・赤ちゃんの抱っこ
いくらでも出てきます。
これらの作業を長く続けた後には、小胸筋のストレッチがお勧めです。
【小胸筋のストレッチ】※右の場合

①
右肘を伸ばした状態で、左手で後ろ手に右腕をつかむ。
※つかむ位置は手首辺りでも良い。
② 右の胸を開くイメージで、右肩を後方に引く。
20秒 ×3回